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モンテッソーリ教育について

 

モンテッソーリ教育は、大脳生理学、心理学、教育学などの面から効果があると考えられており、教育環境や教具が大きな特徴となっています。
その誕生の経緯や考え方などについて、概要をご紹介しましょう。

 

モンテッソーリ教育誕生の経緯

 

モンテッソーリ教育は、イタリア最初の女性医学博士のひとり、マリア・モンテッソーリによって開発された教育法です。
同氏はもともと障がい児教育に携わっていましたが、やがて「同教育法は障がいのある子どもの教育だけに限定されない」という考え方から、同氏監督・指導の保育施設で一般的に適用されたのが始まりです。

 

 

モンテッソーリ教育の考え方と目的

 

モンテッソーリ教育の基本的な考え方は「子どもは生まれながらにして、自分自身を成長させ、発達させる力をもっている。したがって保護者や教師といった大人は、子どもの成長要求をくみ取らなければならない。
子どもの自由を保証し、自発的な活動を助ける役割を果たすべきだ」というものです。
この考え方にもとづいて、責任感と思いやりをもった自立的な人間、一生を通じて学び続ける姿勢をもった人間を育てることが、モンテッソーリ教育の目的です。

 

モンテッソーリ教育における「整えられた環境」

 

モンテッソーリ教育を実践する幼児教育施設は「子どもの家」と呼ばれます。
「子どもの家」では、以下の4つの要素を満たす「整えられた環境」が準備されていることがポイントです。

 

  1. お子さまが自由に教具を選べること。

  2. 「やってみたい」とお子さまが思える教具があること。

  3. 社会性や協調性が促される、年齢縦断型のクラス編成をすること。

  4. お子さま一人ひとりの発達段階に応じた環境を整備し、お子さまの自己形成を助ける教師。

モンテッソーリ教育って具体的に何をするの?

 

モンテッソーリ教育では個性的な教具を使い、以下の5つの分野に分かれた教育を行います。

 

◆日常生活の練習
モンテッソーリ教育の基礎である課目です。
日常生活の練習によって、お子さまは秩序立った体の動かし方を身につけるとともに、自立心や独立心を育みます。

 

◆感覚教育
感覚を洗練させ、ものの考え方を身につけさせる教育法です。
代表的な教具は、円柱さし、音感ベル、ピンクタワーなどです。

 

◆言語教育
言語発達を促す教育法です。絵と文字が書かれた絵カードや、文字を並べ替えて言葉や文章を作る文字カードを使います。
語彙や文法、文章構成を学びます。

 

◆算数教育
数の概念の基礎、十進法、簡単な計算を学びます。
代表的な教具は算数棒やビーズなどです。
抽象的、論理的な力が身につきます。

 

◆文化教育
身近なものに触れながら、歴史や地理、生物、音楽について学びます。代表的な教具は世界地図パズルや時計などです。