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コロナ禍にあって 大切なことを大切に

 コロナ禍にあって、いろいろなことができなくなった…と否定的に考えがちですが、これを機にあらためて強く思うことがあります。幼児教育の目的は、人が人として生きていく上でもっとも大切なことを学び、身に付けることです。自分が形成されていく中で、その自分とのかかわり、そして他人とのかかわり、そして「物」とのかかわりを学び、身に付けていきます。いろいろなことができるようになり、それを自分のものにしていきます。それが「成長」です。子どもは毎日さまざまなことに挑戦し、それをやり遂げ、達成感を喜び、「自分でできる」ようになります。

 コロナ禍の困難な中で日頃見えないことが見えるようになります。その中のひとつが、「自己中心」の生き方です。人や世界の状況に無関心で、自分のことだけ考える、自分さえよければという考え方が蔓延しています。

 今こそ、何が大切なのかをしっかりと見極め、特に人生の土台ができるこの幼児期に大切なことを大切にしていくことを身に付けてもらいたいものです。

 一つの例(だけ)をあげます。子どもは園では「ゴミはゴミ箱に」と教えられ、それを確実に実行しています。家庭でも、公園でも、道端でも…それを確実に実行していくことで身に付いていきます。ただそれだけ? と小さなことに思われるかも知れませんが、このようなひとつ一つの積み重ねが「人を幸せにしていく」ことだと思います。

 「大切なことを、大切に」。みんなで実行していきたいものです。