「今」のときを大切に[2020.4.29.]

 わたしたちは今、人類の歴史の大きな分岐点もしくは大きな変化の中にいます。決しておおげさなことではありません。子どもとのかかわりや子どもの成長を考えるとき、「今」はとても大事な時だと思います。ウイルスの感染が終焉に向かったとき、わたしたちは新しい出発をするはずです。それは決して「後退」することではなく、大きく「前進」する時なのです。

 わたしたちは大きな問題や課題をかかえ、解決できずにいました。子どもの成長について言えば、このままではいけない、と思うことも多々ありました。過度な競争心や物に頼る物質主義や経済至上主義の中で子どもたちは育ち、人間としてのやさしさやおもいやりの心がよく育っていかなかったと思います。やさしい子どもやおもいやりの心を持った子どもたち(大人も同じ)が評価されず、そのような子どもたち(大人も同じ)は脇にやられ、悩んだり引きこもることを余儀なくされていきました。  

 ウイルス感染禍の前の時代に戻ろうとすれば、それだけストレスがたまり、決していい時代とはいうことのできない時に戻り、わたしたちの悩みはより大きくなるでしょう。 戻るのではなく、前に進むことを考えましょう。

 学校では、課題や達成目標がはっきりしていて、それを実行できないことが心配されています。 人はまずは(幼児期)親から教育(しつけ)を受けていました。親は子どもが生きる力を身につけることを大切にし、その智恵を伝えていました。「生きる力」はかならずしも知識を身につけることではないと思います。人間のいのちに敬意を払い、その成長の過程を畏敬の念をもって受け止め、手助けをする役割をわたしたち大人は担っています。

いい時代を作る準備を今のうちにしておきたいものです。

  金星が輝いていました[2020.4.28.]

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